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エニアグラムについて

ギリシャ語で「エニア」は「9」を意味し、「グラム」は「地図」を意味します。
エニアグラムは人間の本質と動機を9つに分類し、
そのパーソナリティを的確に表しています。

エニアグラムの図形の正確起源は、
様々な説がありますが定かではありません。

ですが、この図はまさに「心の地図」を表し、
自分や他者の性格を理解する上で重要な手がかりになります。

ただ単に人の心を9つに分類しようというわけではありません。

人は千差万別ですがその心の動きや考え方や行動をする動機が、
この地図の中に描かれているのです。

タイプが違えば動機も異なり捉え方も変わってきます。
性格全体の中で幾つかのタイプがミックスされていたり、
違うタイプの動機が影響していたりすることはありますし、
基本タイプというのがベースになりつつも成長のレベル(状態)に応じて表に出ている性格も様々です。

誰氏もが漠然と、普段感じている“自分”や“他者”をこの地図が明確にし、
様々な人の本質を探るツールとして私達を導いてくれるのです。

3つのセンター

◆心(感情)センター
タイプ2・タイプ3・タイプ4
・関わっていること:偽りの自己を愛すること。自己イメージ。
・問題:アイデンティティと敵意
・求めるもの:関心
・潜在的感情:恥

◆頭(思考)センター
タイプ5・タイプ6・タイプ7
・関わっていること:戦略と信念
・問題:不安と心配
・求めるもの:安全
・潜在的感情:恐れ

◆本能(腹)センター
タイプ8・タイプ9・タイプ1
・関わっていること:抵抗と周囲のコントロール
・問題:攻撃性と抑圧
・求めるもの:自立
・潜在的感情:激怒
エニアグラムの9つのタイプは、3つのセンターに分けて観察することが出来ます。

感情センターの人は「アイデンティティ」に深く関わっています。
自分が何者であるか・・・・他者から見てどういう自分であるかということ踏まえて自己の存在を感じています。
彼らは自分が持つイメージを他者にも呈示し、それが愛や関心、
同意または評価を他者から引き寄せるものだと期待します。

本能センターの人は、「生存」に深く関わっています。
感情や思考を先ずは身体で感じ取りいかなる形においても身体が重要な役割を果たします。
彼らの言う“直感”というのは頭で考えたことでも心で感じたことでもなく、
今この場に起こっていることを身体で感じ取った感覚なのです。
彼らは意思を持って自分が影響を受けることなく世界に影響していこうとします。

思考センターの人は「導きとサポート」の感覚と深く関わっています。
思考タイプの人は、今ここに起きていることが今後、
何に繋がりどう影響していくかということを頭で考え、
たゆまぬ思考の中で周囲を観察し安全を得ようとします。

これらは、意識的に行っていることではなく、無意識の中で形成された性格の特性として存在します。
エニアグラムを学ばれて顕在化していくことで、真の自分の問題を把握することが出来ます。

ホーナイによる分類

ホーナイによる分類として、
ドン・リチャード・リソ&ラス・ハドソンが新フロイト派のカレン・ホーナイの神経症に関する理論から、
エニアグラムの各タイプに照らし合わせて対人関係においての特性を三つのグループに分類したものです。
ここではリソの理論を用いて解説しています。


§前進グループ 【自己主張型】・・・・タイプ3・タイプ7・タイプ8
◆自己主張タイプは、自己中心的で自我拡張型です。
<タイプ3>は自分の存在価値を主張し<タイプ7>は自分の不安を回避する為に主張しタイプ8は、自分の怒り(理不尽さ)を主張します。
ストレスや困難に対応するのに、自我を強化して肥大させます。
困難に直面した時は、後退したり他の人に守ってもらうのではなく自我を拡張させます。
この3つのタイプは自分の気持ちに触れにくいという問題を持っています。


§追随グループ 【追従型】・・・・タイプ1・タイプ2・タイプ6
◆これらの3つのタイプは、他人の役に立つ必要があります。
<タイプ1>は自分の内の正しさへ、<タイプ2>は他者のニーズへ、<タイプ6>は、自分を守ってくれているシステムに対して忠実です。
彼らは、擁護者であり改革者、責任ある職業人です。
この3つのタイプはすべて、困難やストレスに対応するには何をする事が正しいのかを知るために、超自我と相談します。
追従型は、必ずしも他者に対して追従型ではないと理解する必要が重要です。
自分自身の超自我の要求に対して、きわめて追従的です。


§マイペースグループ 【遊離型】・・・・タイプ4・タイプ 5 ・タイプ9
◆これらの3つのタイプはすべて、世界との関わりから離れ想像の世界に入っていくことで、ストレスに対応します。
<タイプ9>は安全で気楽な「内なる聖地」へ、<タイプ4>は夢想的で理想化された「空想の自己」へ、
<タイプ5>は複雑で頭を使う「内なる知慧」へ、退いていきます。これらのタイプは、ストレスを受けると自分の世界に留まります。
影響を受け動かされる力を感じると受動的になり自分の殻に閉じこもり自分自身を守ります。
想像の世界から出て、行動するのが難しいのです。

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